今日は1月7日、「人日の節句」にあたります。この日は、七草粥を食べて一年の無病息災を願う日本の伝統的な行事が行われる日です。我が家でも朝から七草粥を用意し、家族で味わいながら新年の健康を祈りました。
七草粥の準備と由来
七草粥に使われる「春の七草」は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七つです。これらの野草には、それぞれ栄養価が高く、正月のご馳走で疲れた胃腸を整える効果があるとされています。
朝早く起きて、スーパーで購入した七草セットを取り出し、家族と一緒に準備を始めました。七草を刻むと独特の香りが漂い、食欲をそそる優しい香りがキッチンに広がります。白粥に七草を入れ、温かい湯気が立ち上る鍋の様子を見ながら、「これで一年、健康に過ごせますように」と心の中で願いました。
家族との時間
朝食には、家族全員で七草粥を囲みました。お正月の豪華なおせち料理とは対照的なシンプルな味わいですが、その素朴さが体に染み渡るような気がしました。家族と一緒に、「今年も健康で元気に過ごそうね」と声を掛け合いながら食べる時間は、何よりの癒しでした。
また、七草粥にまつわる話を子どもたちに伝えながら、「こうした伝統行事が続くことは大切だね」と話し合うひとときもありました。現代では、こうした風習を忘れがちになることも多いですが、四季を感じ、自然に感謝する気持ちを育むためにも大切にしたいと思います。
体調管理への意識
今年の冬は特に寒さが厳しく、体調管理が重要だと感じています。七草粥を食べながら、普段の生活の中でどのように健康を維持するかを改めて考えました。バランスの良い食事、適度な運動、そして十分な睡眠――当たり前のことですが、これらを意識することで一年を元気に乗り切りたいと思います。
また、最近は家族全員で室内の湿度を保つために加湿器を活用したり、手洗いやうがいを徹底したりする習慣も取り入れています。こうした小さな積み重ねが、大きな健康につながるのだと実感しました。
一年のスタートを切る
七草粥を通じて、「一年の計は元旦にあり」という言葉を思い出しました。年明けからの一週間はあっという間に過ぎましたが、改めて新年の目標や生活のリズムを整えることができたと思います。
今日は特別な出来事があったわけではありませんが、日本の伝統文化に触れながら家族と過ごす時間が、心を落ち着け、新しい一週間への活力を与えてくれました。この気持ちを忘れず、これからも日々を丁寧に過ごしていきたいと思います。