今日は1月22日、カレーの日です。1982年のこの日、学校給食創立35周年を記念して、全国の小中学校で一斉にカレーライスが提供されました。これを機に、カレーは日本の国民食としての地位をさらに確立しました。
カレーの日の由来
1982年1月22日、全国学校栄養士協議会が提唱し、全国の小中学校で約800万人の児童にカレーライスが給食として提供されました。この出来事を記念して、1月22日が「カレーの日」と定められました。以来、この日は多くの家庭や飲食店でカレーが食卓に上る日として親しまれています。
日本におけるカレーの歴史
カレーは19世紀末、イギリス経由で日本に伝わりました。当初は西洋料理の一つとして上流階級で楽しまれていましたが、次第に庶民にも広がり、特に学校給食で提供されるようになってからは、子供たちの大好物として定着しました。家庭でも手軽に作れる料理として人気を博し、各家庭ごとに独自のレシピや隠し味が存在するなど、多様なバリエーションが生まれています。
カレーの思い出
私自身、小学生の頃の給食で出るカレーが大好きでした。特に、月に一度のカレーの日は朝から楽しみで、友達と「今日はおかわりするぞ」と意気込んでいたものです。家庭でも、母が作るカレーは我が家の味として特別で、週末の定番メニューでした。大人になった今でも、カレーの香りをかぐと当時の思い出がよみがえり、懐かしい気持ちになります。
現代のカレー事情
現在、日本のカレーは多種多様な進化を遂げています。伝統的な家庭のカレーライスだけでなく、スパイスを効かせた本格的なインドカレーや、欧風カレー、さらにはご当地カレーなど、バリエーションは豊富です。また、カレー専門店も増え、各店が独自の味を競い合っています。家庭でも、スパイスから手作りする人が増えるなど、カレー文化はますます深まっています。
1月22日のカレーの日は、日本の食文化におけるカレーの存在を再認識する良い機会です。家族や友人と一緒にカレーを楽しみながら、それぞれの思い出や好みの味について語り合うのも素敵な時間となるでしょう。これからも、カレーが日本の食卓で愛され続けることを願っています。